会長 阿野山実 から見たアミーの美容師

阿野山実

経営の楽しみは“人”につきます。そして“人が集う事が何よりも好き”と言えば、AMIEの中にある本来の姿だと感じています。問題も起きますが人が居ると面白い事が始まり、いつも驚かせてくれ、楽しませてくれます。

若さの秘訣は?と聞かれると“若者に負けないために踏ん張っている”と答えてしまいます。今何が流行るか?受けるか?面白いか? それはビジネスにも繋がり、経営のセンスをも問われてくるのです。

よく“人を育てる”とか言いますが、人は勝手に育ちます。本当は私が見られていて、自ずと軌道修正していくのです、人育ては自分の成長だと感じます。

これまでのアミーの美容師

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仲間と共に夢を追い続けて
イチロウ伝/出逢い篇

黒瀬 市朗

アミーコーポレーション 取締役社長

黒瀬 市朗 Kurose Ichiro

出逢いは“修行”のはじまり

私が長年学んだ業界の方から聞いた言葉に、“大事な人との出逢い”は素晴らしい!とある。

改めて言葉の重みを感じながらこの原稿を書くことにしよう。

27年前出逢った時の事も良く覚えているが、勤務年数を見て正直驚いてしまう。誰の紹介だったのか?長い期間同じ組織で働いて来たのに全く色褪せないお互いの想いはついこの前の事の様だ。

彼も私を経営者とは思わず(あまりにも頼りなさそうな感じに)、私はこいつ1週間持つかな〜・・そんな出逢いが今となっては懐かしい、パンチパーマ風ヘアーに革ジャン、とんがった靴、そしてややくたびれたFairLadyZ。当時でそこそこのキャリアを積んでいて話し方は年齢の割にしっかり、いかにもと言う美容師だった。

武町で男性ばかりの美容室HANDSでどの様に成長するか? まずは採用して様子見の気分だったと思うが、全く先の読めない美容師修行の黒瀬君と経営者修行の私の出逢いで有った。



親の躾やその人の生き様が 夢を本物にする

後から聞いた話だが彼は母親に“かぁちゃん俺今度なかなか良い美容室に巡り合った”と、この様に話していたのを聞いたことが有る、その後も彼の母とは何度か話したこともあるが結構ユニークなので、未だに忘れられない。彼が中学生の時学校で煙草を吸っていたらしい、その事で先生はお母さんを呼び出し家庭でどの様な教育をしているか?もっともらしい意見を述べたらしいが、彼の母親は“男の子の興味はこの年代は仕方がない、こそこそやるよりもキチンと喫煙する様、指導して煙草の良さ悪さを知らせた方が良い”と述べたと言うから内容の良し悪しは別として、なかなか面白い家庭に育った様だと思ったものだ。

その様な環境がどの様に影響しているかは解らないが、彼の行動と言葉にはことごとく親のしつけや生き方、将来に関しても夢がしっかりしていて、私自身も人育てに真っ向から向かう意気込みを見出したのは間違いないし、自分の夢とリンクして行く事が大事なのだと感じていた。



“アミーイズム”が醸成され始めた頃

当時は新しくビルを建て、屋号もHANDSと改め経営者としてのスタートを切ったばかり、早く売り上げを伸ばしたいのが本音だったが、ここは自分が表に出てはいけないと決め、全て若者に任せて経営専念、結果は全く残念な売上しか出せなかった。

店長23歳、黒瀬君20歳、男性アシスタント二人、月商50〜70万がやっとの時期である。

しかし、この時期の私の収穫は人を信じて育てる事の面白さと楽しさ、売り上げは低くても必ず彼らを一人前にすればいい時が来る、そんな経営者としての心構えと位置づけを存分に味わう事が出来たのである。

私達は仕事よりも遊びや呑みで常に夢を語り、いつか成功者になろうと意気込んでいたし、お互いの結束はしっかりしていたと思う。

現在もAMIEにしっかり根付くPARTY好きや宴会芸、お客様との絆作りは黒瀬君達が編み出したものであり、美容室から発信すべきファッションと夢、美容師の楽しさを追求する経営等、彼との出会いから少しづつ熟成されて来た様に思うのです。


次回「独立編」に続く




プロフィール

黒瀬 市朗

アミーコーポレーション 取締役社長
黒瀬 市朗

大阪にて美容師見習い修業をスタートさせる。その後20歳にてHANDS atelier店の創業メンバーとしてAmieに入社する。
HANDS atelier店長を経験後28歳にてAmieFC店としてHANDS慈眼寺店、HANDSberg(のちMirror)を経営。平成25年よりAmieの取締役社長として全社員のトップに立つ。
私生活は子供6人のBigdaddy。美容業界を子供たちが目指すのは“おやじの背中”を見ているからか。

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ハンズスパイス

hands spice
ハンズスパイス

鹿児島市谷山中央6-32-5

本人からのメッセージ

こんにちは
黒瀬 市朗です

私が、アミーコーポレーションの門をたたいて早や27年・・・
あの時の出会いがこんなにも自分の人生を変えてくれるとは・・・
当時、大阪の店、天文館の店と複数店舗を経て『3度目の正直』と思いここの面接を受けたのを覚えています。『ヒョロっとしてヒゲの濃い少し頼りなさげな阿野山さん』自分より年上だったがアシスタントだった『義理人情に熱い副島さん』『眉毛はなくてこじっくい 力持ちの有村さん』
そんな面々の漫才みたいな営業のハンズ アトリエ店。私の人生が大きく変わって行くのを感じました。