AMIEの事・店・人
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社内コンテスト
tricot comme des garcons 2017AWコレクションより
社内コンテスト
2月終盤の雨の夜、アミーコーポレーションの社内コンテストが開催されました。
事前に発表されたテーマに沿ってヘアスタイルをそれぞれが用意、展示・投票し、3位までが表彰されるというイベントです。
今回のテーマは、tricot comme des garconsのコレクション。
独創的な世界感を持つ、tricot comme des garconsをそれぞれが解釈し、表現したウィッグがずらりと並びます。
私も投票者として参加。
もちろん、この業界のこういったイベントに参加するのは初めて。
いつもとは違った緊張感があります。
私が重視したのは時代感、バランス、クリエイション。
時代感というのは、ファッションの観点から見たトレンドをどう取り入れているか。
今のファッションの大きなトレンドは“フェミニズム”。
女性解放運動に象徴されますが、私の解釈は女性がいかに自由におしゃれを楽しむか。
風を切るような自由さを感じる作品に惹かれます。
バランスはテーマとの適合性。
tricot comme des garconsは栗原たお氏がデザイナー。
川久保玲氏率いるcomme des garconsの哲学を受け継ぎながらも、少女的な愛らしさのあるブランド。
そのブランドとどうコネクトさせているのかが気になります。
テーマとなったtricot comme des garcons 2017AWのコレクション。Fashinsnapより。
そしてクリエイション。
溢れ出るクリエイティビティを感じるかどうか。
…といろいろありますが、
総じて言えることは、見る人に「こんなことを想像して作ったのかもしれない」、
「まるで○○のようだ」。と、メッセージやストーリーを感じさせ、
高揚感を与えるものがクリエイティブということだと私は思っています。
前職柄、多くのクリエイターと接し、たくさんの感銘を受け、
クリエイティブというものがどんなことなのかを教えてもらいました。
美容師の世界にもクリエイターはやはり存在します。
小さな社内コンテストですが、お互いのクリエイションを発表し、評価し、
切磋琢磨してクリエイターとして成長していく。
素晴らしいことだと素直に思います。
やっぱり「創造する」っておもしろい。
そんなドキドキとワクワクをもらえた夜でした。
受賞者の3名。つくる過程での「ストーリー」を聞いて、もう一度見るとなるほど!と思えます。
AMIE CORPORATION/
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