AMIEの人　DECOR　岩川 奈央

入社のきっかけは？

美容学校時代にアミーコーポレーションという会社を知って、ここだなと思いました。
鹿児島では数少ない大手の会社で、企業としての制度が整っているということは大きな魅力だと感じました。

それって大事なことですよね。美容業界に限らず、クリエイティブに関わる業種は、社内制度の整備自体が遅れていたり、疎かになっていたりするのが現状。福利厚生や雇用の制度が整っている会社は、社員を守れる会社ということですもんね。

そうですね、私は本当にこの会社には入れてよかったなって思ってるんですよ。
会社の制度だけでなく、やりたいと思ったことにチャレンジさせてくれて、応援してくれます。その分、自分の責任は大きくなりますが、いろんなチャンスが転がっていると思います。

最初の配属はVivla（2017年にクローズした小型店舗）でしたよね。3年の勤務を経てDECORに異動したときのことを教えて下さい。

まず規模が全く違うので戸惑いの連続でした。スタッフもvivlaとDECORとでは倍近く違います。お客様の数もDECORは多いので、お客様を覚えること、自分の動きやお客様の導線を考えることで頭がいっぱいでした。

そんな岩川さんは、今や主任という立場を担っています。率直にどうですか？

当たり前ですが責任は大きくなりました。今まで自分の成長に視点をおいてきたところを、お店全体を見ながら考えなくてはいけない。そうなると必然的に、以前とは見方が変わりました。すべて自分の事として捉えなくてはいけないんだなと。

スタッフとのコミュケーションで気を付けてることはありますか？

私の場合、特に気を付けていることは”褒めること”です。いい仕事をしてくれたときはもちろんですが、かわいいものを身に付けているとか、すごく似合ったスタイルをしているとか、なんでもいいんですけど、とにかく褒めるんです。少しオーバーなくらいに。そうすると人って笑顔になるんですよね。笑顔になって気持ちよく仕事をしてほしいという思いがあります。

スタッフとのコミュニケーションで出てきた話としては初めてのタイプです。どちらかというと、言う事ははっきり言うというスタンスの人が多いと思うので。

元々はっきりとした物言いだったり、人を叱ったりすることは苦手ではあります。でも立場上、そうも言っていられないので、自分なりの伝え方を常に考えています。例えば、失敗してしまったことに対して否定的な言い方をするのではなく、こうした方がよかったんじゃないかな？と提案型で会話してみたりとか。
まだまだ努力していかなくてはと思っていますが、無理するのではなく、自分らしく伝えられる方法を模索していきたいと思っています。
ただ、基本的にはみんなが良い気持ちで楽しく仕事ができることが一番。自分自身褒められて伸びるタイプっていうのもあるんですけど、そういう環境を作っていきたいですね。

最後にこれからどんな美容師になっていきたいですか？

月並みではありますが、「この人みたいになりたい」と憧れられる美容師になりたいですね。とは言っても、後に続くスタイリストたちみんなに憧れられたいというのとはちょっと違うんです。憧れのスタイリストと言っても、そのタイプはいろいろですよね。この人、かっこいいスタイル作って人気があってすごいなと思っても、自分がそうなれるかというと、ちょっと違和感を覚えたりする。なりたいタイプって人によって違うと思うから、「みんな」ではなくて、「誰か」のなりたい姿になっていたらいいなと思うんです。言葉で説明すると難しいんですけどね。