AMIEの事・店・人
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AMIEの人 incanto by hands 春山猛
2012年入社、7年目を迎えて。
入社して7年目。
昨年、入社以来所属した天文館にあるDÉCORから中央駅近くのincanto by handsへ異動し、美容師としても過渡期を迎えていると話す春山くん。
男性っぽさ、女性っぽさ両方を持つジェンダレスなキャラクターが人気の彼が今何を思うのか。聞いてみました。
美容師になろうと思ったきっかけは何ですか?
もともと保育士になりたかったんです。子供がすごく好きで。でも漠然とした不安もあったりして悩んでいたんですが、かと言って他に何がと考えるとそれも見つからない。
そこで逆に自分が今まで嫌だった事って何だろうと考えたら、高校時代の頭髪検査がすごくきらいだったんですよね。じゃあ、髪の毛が自由にできる仕事をしようって思ったんです。それくらいふわっとした動機で美容師を目指しました。
そこで逆に自分が今まで嫌だった事って何だろうと考えたら、高校時代の頭髪検査がすごくきらいだったんですよね。じゃあ、髪の毛が自由にできる仕事をしようって思ったんです。それくらいふわっとした動機で美容師を目指しました。
意外です。今や社内外のコンテストで人一倍こだわりをもって取り組んでいる一人に見えるのですが。
きっかけはそうでしたが実際進学してみたら、表現することが面白くて。
作品も高く評価してもらえて、少しずつこの仕事楽しいかもしれないと思うようになりました。
作品も高く評価してもらえて、少しずつこの仕事楽しいかもしれないと思うようになりました。
努力しているとは思わない、それが当たり前のこと。
入社してみて美容師への想いは変わりました?
環境も変わりましたし、社会人としての責任も加わりましたから、そういう意味での気持ちの変化はありましたが、基本的な部分が劇的に変わるということはいまだにないように思います。
もちろん常に高いサービスを提供することを目標にしているので、そのために学んだり、コンテストに挑戦したりはしますが、それを特別とか努力しているとは思っていなくて、当たり前のこととして取り組んでいるという感じなんです。
周りからはすごく突き詰めて頑張ってるよねと言ってもらえることもあるのですが、
自分としてはその感覚が全然ないんですよね。
マイペースに目の前のことを淡々とクリアしていくような感じです。
だからもっとできるんじゃないかって思っていたり。
もちろん常に高いサービスを提供することを目標にしているので、そのために学んだり、コンテストに挑戦したりはしますが、それを特別とか努力しているとは思っていなくて、当たり前のこととして取り組んでいるという感じなんです。
周りからはすごく突き詰めて頑張ってるよねと言ってもらえることもあるのですが、
自分としてはその感覚が全然ないんですよね。
マイペースに目の前のことを淡々とクリアしていくような感じです。
だからもっとできるんじゃないかって思っていたり。
大きなこだわりがなかったというと情熱がないように取られがちですが、春山さんのスタンスは物事を俯瞰で見て、自然に冷静に自分に合う道を選んでいる、そんな感じがします。
いい意味で肩の力が抜けているというか。
春山さんのユニセックスなキャラクターもその雰囲気を後押ししていますよね。
いい意味で肩の力が抜けているというか。
春山さんのユニセックスなキャラクターもその雰囲気を後押ししていますよね。
自分のキャラクターがちょっとユニークということに気づかされたのは美容学校時代でした。
女子力が高いとか言われるんですが、自分では全く意識した事はなかったので、そうなんだと。
会社に入ってからは、そのキャラクターを認めてもらえて、活かせる場面も多くあって。
例えば男性美容師が苦手というお客様とすんなり会話ができたり、指名していただいたり。
女子力が高いとか言われるんですが、自分では全く意識した事はなかったので、そうなんだと。
会社に入ってからは、そのキャラクターを認めてもらえて、活かせる場面も多くあって。
例えば男性美容師が苦手というお客様とすんなり会話ができたり、指名していただいたり。
そうなんです、とても話しやすいんです。そしていろんなことを知っているし。特に美容については私たち女性より詳しいですよね。
美容だろうとファッションだろうと、調べることが好きなんです。
この部分は自分ではすごく男っぽいと思っているんですけど、
女性は自分の体験で物事の良し悪しを決めるのにくらべて、男性は根拠を求めたがるんですよね。
自分も納得するまで調べ尽くしてしまうので、気が付くと知識がすごくついちゃってるんですよ。
この部分は自分ではすごく男っぽいと思っているんですけど、
女性は自分の体験で物事の良し悪しを決めるのにくらべて、男性は根拠を求めたがるんですよね。
自分も納得するまで調べ尽くしてしまうので、気が付くと知識がすごくついちゃってるんですよ。
ファッションや身に付けるものでこだわっていることはありますか?
コレクションの動画は毎シーズンチェックしますよ。このブランドはどんな人が作っているんだろうとか、何がテーマなんだろうとか、また調べちゃう。リカルド・ティッシ(イタリア出身のファッションデザイナー。ジバンシィを経て19SSよりバーバーリーのチーフクリエイティブオフィサーに就任)がとにかく好きでジバンシィはいつもチェックしていました。
他には香水が好きですね。その日の気分とか、会う人とかを想像してつけるものを選ぶんです。
10種類くらいを使い分けていますよ。
他には香水が好きですね。その日の気分とか、会う人とかを想像してつけるものを選ぶんです。
10種類くらいを使い分けていますよ。
華やか、スパイシー、爽やかなどその日のシチュエーションを想像して選ぶそう。特にDiorが好き。
丁寧であることを忘れず、自分に磨きをかけたい
仕事をするうえで心がけている事ってありますか?
「丁寧であること」ですかね。
例えばどんなに関係が近くなっても、敬語を使うようにしています。言葉が丁寧だとそれに引っ張られて、動作も丁寧になる。初心を忘れないことにもつながるので、そこはこだわっていきたいと思っています。
例えばどんなに関係が近くなっても、敬語を使うようにしています。言葉が丁寧だとそれに引っ張られて、動作も丁寧になる。初心を忘れないことにもつながるので、そこはこだわっていきたいと思っています。
美容師としても中堅に入り、異動もありました。
今後目指す形は?
今後目指す形は?
今の自分をもっと活かしていくことです。
僕には他とは違うキャラクターがあると周りが言ってくれる。
それを磨いて自分をプロデュースしていきたいと思っています。
そうすることで発言できること、提案できることももっと広がってくると思うんです。
そしてより多くの方と美容を一緒に楽しんでいきたい。それが今後の目標ですね。
僕には他とは違うキャラクターがあると周りが言ってくれる。
それを磨いて自分をプロデュースしていきたいと思っています。
そうすることで発言できること、提案できることももっと広がってくると思うんです。
そしてより多くの方と美容を一緒に楽しんでいきたい。それが今後の目標ですね。
社内のクリエイティブチームにも所属している春山くん。毒っ気のあるかわいさが特徴。
作品は自由にできるから楽しいと話す。お客様を施術するのとは違って、やりたいことが爆発してしまうこともしばしば。
ジェンダレスな春山くんとの会話は、情報が豊富でついつい質問を続けてしまいます。
次はどんなことを教えてくれるのかなと、楽しみになるスタイリストです。
AMIE CORPORATION/
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