サロンインタビュー　incanto by hands

鹿児島中央駅西口出口から徒歩4分。

駅の喧騒から少し離れた場所にincanto by hands（インカント バイ ハンズ）はあります。

ヘアサロンには珍しい2階建てという造り。

エントランスを抜けコンクリートの階段を上ると、壁一面から柔らかな光が差し込む、広々とした空間が目に飛び込んできます。

この地にオープンしてから11年。

どんなお店なのか、店長・迫田さんにインタビューしました。

大平（以下：O）「サロンの特徴をおしえてください」。

迫田さん（以下：S）「コンクリートという無機質な素材と柔らかな印象を与える木材を使用し、インテリアにもこだわって感度の高いサロンを目指しました。リラックスできる空間でありながらも、おしゃれに。

全体にユニセックスな雰囲気ですので、男女問わず幅広い年齢層の方にご来店いただいています」。

O「2階建てというのも素敵ですよね」。

S「このアプローチがあることでお客様も特別感を感じてくださっているように思います」。

O「スタッフ構成をおしえてください」。

S「男性2名、女性8名です。ベテラン、若手に加え、アミーコーポレーションのOBスタッフも週に1回勤務していることもあり、多くのお客様から支持をいただいています。

特に多いのがおしゃれに敏感なお客様です。パリコレを経験したスタッフもいますし、高いファッションセンスを持ち、グループ店で随一の人気を誇るスタッフもいます。

若手のスタッフもSNSを利用してどんどん新しい情報を取り入れていますので、ファッションも含めた提案ができていると思います。

もちろん自分たちの服装にも気を配り、それぞれの個性もアピールできるよう心がけています」。

O「incanto by handsを一言で表すと」？

S「自由ですかね。自由といっても好き勝手やっていいという意味ではなく、目標は一つでも目標への向かい方はそれぞれが自分で考えて取り組む。

レールを引くということを敢えてしていません。

お客様に支持していただくためにはどうすればいいか、サロンで立てた目標を達成するために自分は何をするのか、それぞれが道を考え突き進む。

そんなスタイルをとっています。」

O「個人の性格によって差が出るのでは」？

S「確かにそれはありますが、そこは上司である自分が見てフォローしていく。遅い子は背中を押して、ちょっと走りすぎている子には休憩を促して。

そうしているうちにコミュニケーションも図れてサロンの雰囲気も自然とよくなっていきました」。

O「今の時代感をうまく捉えた関係性の築き方ですよね。あれこれ細かく指示するよりも、個々の能力を信じて伸ばす。

スタッフ間の強い信頼関係が感じられます」。

O「最後にincanto by handsの一押しを教えてください」。

S「やはり美容師ですのでカット、特にショートカットには自信を持っています。ショートはファッションとも大きく関係しますので、incantoの強みが生きてきます。

もちろんメンズカットも得意です。男性からの支持も厚くご好評いただいています。

そのほかヘッドスパもおすすめです。グループ店舗の中で唯一RENE FURTERERというフランス製のヘッドスパ専用の製品を使って施術します。大変ご満足いただいていて、3～4割のお客様がヘッドスパを受けていかれるというとても人気のメニューですのでぜひお試しいただきたいです」。

「美容室には自分のクローゼットの中で一番おしゃれな服を着ていきなさい」。

昔よく聞いた言葉を思い出しました。その服装を見てスタイリストは似合うヘアスタイルを提案する。そしてまた、自分では想像していなかった一面も引き出してくれる。

Incanto by handsはそんな期待に応えてくれるサロンです。